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この問題集終わったから新しいの買う。学校のワークもうやったからやるもんない。
新しい問題集に変えるときはどういうときでしょう?
それは、以前の問題集を完璧に仕上げた場合。小さくなった服を処分し、新しいサイズの服を買うように、あなたの能力が一回り高くなり、高い難易度を求めだした時。
A問題集の第一章が優れている、B問題集は第二章が優れている、C問題集は第三章が優れている。
といった、章毎により適当な問題を選ぶ時。
シャツは○○、パンツは△△、シューズは××とぴったり似合うコーディネートをするようなおしゃれな勉強法。
実は、どちらも難しいのです。
サイズ合わせやコーディネートを間違えるととんでもないことになります。
仕事柄、本屋さんに行くと、参考書や問題集の棚にはよく行きます。3~4月、夏休み、12月ごろは、参考書や問題集を買っている親子がたくさんいます。
お母さんが言います。「この問題集の方がいいのと違う?なんかいっぱい載ってるし。」
子どもが言います。「○○ちゃんが、これいいでって言ってたし。」
お母さんが言います。「定期テスト用にはこのガイドと問題。ほかにこの問題集もよさそうやね。」
子どもが言います。「そんな、いっぱいいらんって。」
転塾してくる生徒に以前使っていた教材を持ってこさせると、ほとんど新品の教材がよくあります。
自習用の教材はほとんど手付かずです。
学校のワーク、塾の教材、書店購入の問題集、問題はあふれかえっているのに、どれもしっかりできていない…
結局、やって、わからない、間違えたのやり直し、解きなおしができていないため、めちゃくちゃ無駄になってしまいます。
教材や問題集を選択する時は、学校のワークを難なくできているか、戸惑っているかを見てください。
基礎のしっかりしている比較的簡単なものと、難度の高い問題がいっぱいあるものでは、前者の方がいいことがいっぱいあります。
塾に通われて、教材を使用しているなら、+αが必要か確認してください。
豊富なプリント教材があって、必要なものをいいタイミングでくれる場合もあります。
複数の教材をうまく組み合わせてくれているケースもあります。
学力に合わせて、教材を提案してくれる場合もあります。
くれぐれも、いっぱい買いすぎないようにしてくださいね。
そして同じ問題を繰り返してやることで、自分のミスパターンを見極めたり、記憶がしっかり定着することがあります。
完璧にできるまで繰り返すことが地味ですけど効果大ですよ!