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「この達成率に対し、今夏の査定は厳しすぎないですか?」「私の貢献は評価の中では、この程度なんですね。」
賞与や昇給・昇進の時期になると、人事考課で自分のメンバーに対し、理由や評価内容、評価全体の傾向、評価されたポイントされなかったポイント、さらに磨くポイント、改善ポイントなどを話し、納得感と「次は更に成果を上げよう」と前向きになってもらうように話さなければいけません。
そして、適当なことを言ってその場を取り繕うなんてことは絶対にやってはいけません。
そんなことを言うと、「言ってる内容が違う。」とメンバーに言われます。
考課者であると同時に、評価される側でもあります。実績・貢献度・先進性・顧客満足度・ありとあらゆるものを出し、実績をアピールし、その内容をすり合わせていきます。
評価する側される側、ともに真剣です。
さて、話は学校面談で先生・保護者・生徒で行う、学期末の懇談です。成績表を見せられて、「5段階評価の〇点だった。」
で終わっていませんか?細分化された項目のABC評価に納得のいかないものはないですか?項目の持つ意味を知っていますか?
どうなったら”5”になるか、”4”になるか、をはっきり聞いていますか?
先生のフィードバックの内容が、その教科のことと、直接関係のないことが混同されていませんか?
5段階評価がそのまま、内申点評価につながっていくということは、しっかり確認しておかないと、「志望校へ合格するかしないか」という問題に発展する可能性もあるということです。
テストの点数が最大のポイントではありますが、微妙な点数の時、点数の割に5段階評価が低めの時などはしっかり確認し、次への課題ととらえましょう。
「しっかり聞いて、納得感を持って次に活かす。」
聞く側も伝える側もこの共通認識を持って面談して欲しいですね!