- カテゴリ
学校面談も大半が今日まででしょうか?早いもんですね。明日20日は終業式です。小学生たちとすれ違いましたが、荷物を分散して持って帰ってますね。ロボット教室の生徒とすれ違いざまに荷物を持った手を振ってくれていました。
さて、今年はかなり遅れましたが、塾内でも面談をしています。
点数は、すでに聞いて知っているものの、順位を聞いたところ、今年からは聞いても伝えないように変わったといって教えてもらえなかったという話を聞きました。
確かに、順位は表には書かれていませんが、昨年までは聞けば○○〇人中△位と自分の順位を教えてくれました。
この写真を見てください。1位でテープを切るために必死で走っています。全国大会とかすごい大会ではありません。学校の運動会です。親も・友達も必死に応援しているでしょう。なのに、テストの結果にはなぜ、みんな執着しないのか?点数以外に順位ももっと意識していいのに。そしてさっと忘れて次のために動き出さないのか?という話です。
改めて、なぜ順位を出さないのか???です。学校の方針なのでそれなりの理由はあるとは思うのですが、順位を出すメリットとデメリットはなんだろう?そして順位を出さないメリットがどんな点で上回ったのだろう?
知りたいですね。
大阪でも、違うエリアでは基本的にヒストグラム(100-91点に〇人90-81点に△人・・・)やグラフにしておおよその順位や自分の立ち位置がわかるようにしています。
これは、中1の3学期に数学で習う統計手法なので、定期テスト毎にその表を見ていると、この単元を理解する子が増える気もします。順位を出せなくても、個人的には、せめてこれくらいはしてほしいです。
順位が悪でないのは、スポーツの世界を見ていたら一目瞭然です。タイム・スコア・順位、これ全て数字の世界です。これを意識して厳しい練習を乗り越えます。
順位を出すのは全員でなくても構いません。それは個別で聞けばいい。でも、ベスト10とかベスト20とか、今回の金銀銅とかそんなことができてもいいのになぁ、と思います。
もちろん、自分との勝負で以前の自分より良くなることがとても大切です。
でも、比較することの大切さは、先生も教育委員会もわかってるはずです。その証拠に、スポーツで近畿大会に行く、全国大会出場、垂れ幕を学校に貼っています。市長と一緒に記念写真を撮ったりします。いい結果を出せば、自慢もするし、ほめたたえるのです。
スポーツなら勝つため、順位を上げるため、スコアをよくするため、タイムを縮めるために練習することを評価します。
勉強だって、定期テストも実力テストも、「学年で3位に食い込んだ。」「2テスト連続の1位」とか、「今回ベスト10入り」とか称賛してもいいのにあぁ!モチベーションになるんだったら、大いに活用したらいいと思います。