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豪雨の関係で休校になり、テスト返却が少し遅れていたようですが、各学年のテスト結果が返却されたようですね。平均点などは一旦、出たものの、修正して面談や学期末の成績表配布時に渡されるんでしょうね。
さて、おおよそですが平均点の推移は中間355→期末287。例年通り、約68点下がりました。
ちなみに、年度の差については、その学年全体の能力ではありません。学習進度(範囲など)、問題の難度、先生のスキル、生徒の学力、意外と大きいのがテストの組合せです。生徒たちが難しいと感じている科目や時間がかかる宿題がある科目が重なると、点数は伸びなくなります。テスト慣れしていない中1のこの時期はそれが顕著です。
各教科ごとにも見ていきます。社会は毎年、微妙に進み方が違います。地理と歴史の出題シェアも教科書範囲も違います。点数の比較はあまりできません。
理科はほとんど範囲は変わりません。下げ幅が少ないので、いい感じかもしれません。
英語と数学は、下げ幅が例年に比べ大きいです。この夏休みにしっかり復習してつまづいているところを完全に治していくべきですね。
注目しているのが国語です。少し問題の難易度をじっくり見てみます。それはまた後日に。では、何に注目しているかというと、平均点です。中1の1学期期末テストで平均点が51点台は見たことがないくらい低いです。
この時期の中1たちは、成績の芳しくない子も、「国語はできた。国語得意!」というくらいです。漢字なのか、読解力なのか、
課題をクリアする分析が欲しいです。
ちなみに、国語の成績を上げることを得意としている塾は、あまり多くありません。特に個別指導塾については、国語を上げられる塾は極めて少ないでしょう。
当教室も個別指導スタイルなので、国語を受講科目にする生徒さんは受験生以外では多くありません。しかし、受験生になって国語をやり始めると、模試の偏差値など、2か月~3か月で10程度上がるなど、よくある話です。国語に自信ありです。
とにかく、夏休みです。その間にしっかりと克服していきましょう!