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中1ギャップという言葉をご存知ですか?
中学入学後に、学習や生活面での大きな環境変化に適応できず、不登校やいじめが増加する現象のことです。ギャップには大きく分けて二つあります。
一つは、小学校時代に少なかった問題行動が、中学で急増するという現象面のギャップ、もう一つは、制度や指導の方法が大きく変化するという環境のギャップです。問題行動の多くは中学での新しい友人関係や人間関係が築けなかったことや、勉強や部活についていけないことがきっかけになり、自信の喪失、不安や不満の蓄積の発散がうまくできないことが原因ではないかと考えられています。
中学になると勉強の量は小学校時代の2倍以上になります。そこでついていけなくなると、差は広がる一方です。自身の喪失から何もしなくなることは、勉強以外の意欲や人間関係にも影響していきます。
新しい環境でストレスがかかったり、問題が生じるのは中学生に限ったことではないですが、勉強の量(量が2倍、宿題が多い、塾などへ行く時間の増加)・人間関係(先輩後輩、教師と生徒)・規則の厳格化(校則がきびしくなる)、評価の厳格化(◎〇△→5段階評価)など一気に負荷がかかるんでしょうね。
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