■「じゃあ、質問です。恋人を選ぶ時あなたはどうしますか？」

今日は塾生が帰る間際ですが、こんな会話をしていました。

①一目惚れ。好きになったら一直線。

②相手の性格や趣味や考え方など、自分と合いそうかを見極める。

③友達や知り合いが、「あの子ええで。顔も性格もいいらしいで。」と言ったら見たことなくても好きになる。

「さぁ、どのパターン？」

■一つだけ誰も選ばない回答があった。

中学生は、①②を選びます。

同じ質問をされたら私も③は選びません。

なんか、時代劇や戦時中のお話に出てくる、

「親が決めたまだ見ぬ許嫁と結婚する。」そんな感覚が③でしょうか。

今の時代、自分で考えて決めれないってなんか嫌ですね。

■現実にはこんな決め方をしてるんだ。なんか変。

今、この瞬間に話を戻します。

実はこの話、『志望校決定』の時にしてしまっているんです。

進路面談が間近で「志望校決めた？絞り込んだ学校に行ってみた？見に行った？直接学校の話聞いた？」といった質問をしますが、10人中２～3人は、志望校を学校で話すこの時期になってもまだ、受験したい学校に行くことも調べることもしていない。

塾内の面談で、絞り込んで「近々説明会あるから行や。」と促していてもです。

「じゃあ、どんな判断基準なの？」と聞くと、

「友達がいいって言っていた。」「みんなが受ける。」などなど…

■選んだつもりの恋人は3か月くらいで別れることもある…

恋人はしっかり選んだつもりでも、1か月で別れる、3か月、半年で別れること多々あります。でも高校は基本的には3年間別れられないです。卒業せずに辞めるにはそれなりの覚悟が必要になるでしょう。

なのに、なんでしっかり調べないの？

「彼女（彼氏）選ぶより真剣に選ばないと3年間しんどくなるよ。」

という話でした。

学校見学会や説明会などは12月前半まで、それぞれの高校でスケジュールされています。

確認すれば、イベント以外でも説明してくれる高校もあります。

じっくり見極めて、本気で行きたいと思って、残りの受験勉強を乗り切るパワーに変えてくださいね。