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「ミスなかったら80点取れてた」「計算ミスだから、わかってる」
テストが終わった時にそこら中で聞こえてくる塾生たちの声です。
この言葉を「一度も聞いたことがない。」塾は世の中に存在するのでしょうか?
たぶんないと思います。
それを目指している塾はいっぱい存在すると思います。
当教室も、その言葉との格闘です。
撲滅を目指すものの、言わなくなったころに高校合格卒塾、そして新規入塾生を迎え、同じことを繰り返し言う。
格闘の繰り返しです。
受験生や長期にわたり通塾してくれている塾生たちから聞こえなくなってきましたが夏休み以降に通塾開始してくれている塾生には、ミスの怖さを伝えている状況です。
テストの点数を上げるために「ミスをしない」のはもちろんですが、ミスを許す気持ちをなくしておかないと、社会に出てからとんでもないことになってしまいます。
仕事の細部を丁寧にできない者はいい仕事ができません。
中学生のテストであっても細部が雑だといい結果が生まれません。
効率が悪くなります。(もちろん、丁寧も度を越すと効率が悪くなりますが・・・)
ミスの発生パターンは同じ個所で起きていることが多いです。
特に計算問題など顕著に表れます。
筆算を斜めに書いて桁ミスをする、小さく書きすぎて読み違える、-をあとで書く癖があるため忘れることが多い、
途中の式を飛ばしてしまうため計算順序を間違える。
数え上げればきりがありません。
まずは、決まった形で途中式を書く、そして答えを出していく。
この繰り返しをしっかりしているうちにスピードと正確さが上がっていく。
細かい作業を、やり続けることが一番大切です。
「神々は細部に宿る」
大切にしていきたい言葉です。
最後までありがとうございます。