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理科・社会の点数アップ
本質は暗記ではありません。
理科は極めて論理的です。社会も自然環境・人間の欲望・乗り越える知恵を理解していくことが本質です。
今回はまずは不得意感をなくすため、点数をアップさせる暗記方法ということで、いきなりテクニック論に入ります。
暗記勉強は覚えることと思ってませんか?
答えはNoです。重要なのは覚えたことをアウトプット(書く・話す)ことです。人間は忘れる動物です。単純暗記では時間とともに忘れて普通です。ましてや、不完全な覚え方や非効率な覚え方では忘れていることの方が多くなります。
書けるか・答えられるか?を意識することが暗記方法のポイントです。
3つの方法を駆使していきましょう。
①完全に憶えるよりも、不完全でも回数を重ねる。
1回完璧を目指すのではなく、回数を重ねて、覚えていない個所を浮き上がらせて攻略していきましょう。
「テスト直前に勉強した方が覚えているから。」とワークを「前日夜遅くまで1回だけやってテストを受ける」
これは、頭に残らない方法です。要注意。
意欲は買いますが、徹夜するなら早朝に再確認の方が効果は高いです。
②動きやリズムで暗記
平家物語や枕草子を暗唱できなくても、AKBやEXILEならアカペラで歌えるのがリズム、エグスプロージョンの「本能寺の変~♪」が動きとリズムの代表格。替え歌・ゴロアワセや5・7・5の韻で覚えるなど自分に合った方法を探しましょう。
③関連付けによる暗記
ポイントは、違いを見当する(分ける)→比べる(比較・対照)→理由づける(理由を調べていく)。
これにより、多方面の脳の回路を関連付けて、記憶をたどる迂回路をしっかり作っておくとういう作業です。
前の二つが早押しクイズ的な暗記と解答とすれば、これはより定着力を高めるための高度な方法です。
本来これが一番大切でテクニックではなく、本質的な部分です。
これについては、あらためて書いていきます。