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この時期は、毎年意識して”お笑い”の録画を食事や着替えやらと一緒にかけ流ししています。
昨日も「人志松本のすべらない話」を聞き流ししてました。
「すべらない話」って受験前に縁起がいいタイトルですね!
ところで、受験直前って家の雰囲気がピリピリしてきませんか?
そんな雰囲気を変えるためのまじめな話です。
すべらないと思います。最後までお付き合いください。
「子供より私が緊張してピリピリして・・・。もっと雰囲気を和ませたいと思うのですがなかなかできなくて。どうしたらいいでしょう?」
受験生の保護者から毎年いただくお話です。
毎年受験生を抱える僕でも緊張してしまいます。
”受験生の親”初体験、いや経験していても当事者である保護者が心配するのは当然でしょう。
親子間の不安な気持ちって伝染するんですね。
そして不安がどんどん大きくなる。ピリピリしたまま日が過ぎていく・・・。
なんか重たい雰囲気。
「こんなんでいいの?もっと勉強しなくて大丈夫?」言いたいけど言いにくい。
声をかけたいけど、なんてかけようと迷ってしまう。
声をかけたらけんかになりそう。
あー、早く受験が終わってほしい・・・
だからこそ、”場の雰囲気”を和ませることはとても大切なこと。
コミュニケーションをとりやすい雰囲気をつくるきっかけです。
小中と公立校の場合、
子どもは高校受験で初めて「選ばれる側」の立場になります。
初体験のプレッシャーは親子共々、案外大きいものです。
受験生の能力を最大限発揮できるようにすることが塾の役割。
不安がなくなると思うまでやりきる事が受験生の役割。
緊張を緩和して最高のメンタルで受験日を迎えさせるのが家族の役割。
そう考えると、家庭の不安を取り除くのに”笑いの力”は有効だと思います。
だからこそ、”バカになる”ことが大切だと思います。
面談時に、真顔で「笑ってください。ふざけて写メを撮ってください。そのためにこれ使ってください。」
と招き猫パックなどをお母さんに見せたりします。
(フェイスパックが猫やダルマのイラストになっているもの)
プッッと吹き出すお母さんがほとんどです。
そこで笑えたお母さんは強い。
子供の不安やプレッシャーをうまく受け止めたりさらっと流します。
塾生を見ていても、「この子は、当日力を発揮できそうだ。」という予感がします。
真剣にする時はとことん真剣に。
抜くときは思いっきり抜く。
各家庭でそんな雰囲気づくりをしてください。