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11月の中旬です。この先、受験一段落まで土日を終日休みにすることはできないかもしれないので、お札を返しに京都へ行きました。
学問の神様といえば、「菅原道真公」。
太宰府天満宮でいただいたお札を収め、新しいお札を京都の北野天満宮へいただき、参拝してきました。
さすが、学問の神様。この時期でも、受験生っぽい人たちでいっぱいですね。
来春受験する3年生のために、しっかりお参りしてきました。
その後、急いで京都国立博物館で開催されている国宝展へ。
お目当ては、「漢倭奴国王印」を一目見に…。
遅い目だったので、行列は最前列鑑賞に30分程度。
後列鑑賞は待ち時間なし。
後列からでも、間近にしかもゆっくりと鑑賞できました。
なぜか、頭の中のイメージは一辺10cmほどの大きなハンコ。
実際は、一辺2.3cm程度の正方形。大きなキャラメル程度(笑)
でも純度の高い金は神々しく輝いており、鏡の上に展示されているの
で、印に刻まれた文字もしっかり見ることができました。
今から1960年前の57年、倭の国の奴国王が五感に朝貢した時、漢の光武帝から印綬を受けたと
後漢書東夷伝に記されている印に2017年に目にできるなんて、ぞくっとするものがありました。
他にも、土偶や源頼朝公自画像など歴史の教科書から飛び出たものがいっぱい。
源頼朝公の自画像は逆にイメージより大きく、
掛け軸の絵なのに、ものすごく威厳や迫力があり、
さすが、「武士の統領、幕府を開かれた人物」の風圧を感じる絵でした。
国宝展の収量は間もなくですので、
ぜひ行って、歴史の教科書の中に入っていくような感覚を味わってほしいです。
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