- カテゴリ
学年末テストが明日からの学校、来週月曜からの学校、私立中学は3月4日あたりからですね。
大阪府公立高校受験までは3週間を切っていますね。
もう、短距離走の世界ですね。
さて、100mのレースを見ていると、予選では抜けて1位の選手はゴール手前で少し流し気味に走ってるシーンがよくあります。
それは、予選通過が予選レースの2位までとか3位までとか決まっているからです。
1位通過が問題ないのであれば、後に体力を温存するためにも少し流し気味にする。かつ戦略としては当たり前です。
そして、決勝戦へ。
順位で競うレースの場合、大会新記録や世界記録などがかかっていないならば、1位が確定した段階で流そうがどうしようが関係ありません。
もし、ルールがこんな感じならどうなるでしょう。
レースのタイムは全員が走り終わるまでわかりません。
1位の選手でも、予定のタイムに到達していなければ失格です。
そうするとどうなるでしょう?
たぶん、ゴール手前で流し気味に走る選手はいなくなるでしょう。
その時、ランナーはゴールテープの少し先にゴールがあるイメージで走り抜けるでしょう。
だって、最後まで本当に気が抜けないから。
ダントツ1位でも安心できないから。
これがまさに、入試の状態ですね。
合格人数の上位90%が合格決定。残り10%は自己申告シートでの逆転がありかもしれない。
合格点数は合格者になった人となれなかった人の境界点数。
上から順に並べた後にそれが決まる。
最後の最後まで流さずに全力で走り切るでしょう。
そしてそれに耐えるだけの練習(受験勉強)をしているはずです。
今日、授業の中3生と話をしていました。
「家での過去問は順調に弑している?あと問題集も。」
「過去問をもう少し進めないとだめです。」
「そうやね。ところで点数は?」
「国語が〇〇。英語が△△。数学が90点…」
「数学90点って満点90の90/90ってこと?」
「そうです。」
「だから、数学はわからない問題を持ってくるので、違う教科をもう少し頑張りたいです。」
「そうやね。じゃあ、今日は数学やろうと思ってたけど、違うのやろう。」
更に点数をとるために柔軟に科目変更です。
テープの10m先にゴールがあると思って走り抜けろ!