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佐野中学校の中間テストが28日から始まります。
中1の最初の中間テストは中学校学習の導入でもあり、高得点で推移しやすくなります。
例えば、数学でいうと小学校2年~4年くらいの計算問題と4年~6年での分数の計算ができていればマイナスの計算に注意するだけなので、全体の平均点は高くなります。
例えば、英語でいうと、文法よりもアルファベットの大文字小文字をしっかり書けるか、ローマ字がしっかりと扱えているかといった確認問題が多いので、とても高い平均点になります。
社会や理科も進める範囲が広くないので比較的高得点です。
そういう意味では、国語問題が難しく感じることが多いかもしれません。小学校と違い、問題文の字が小さくなっています。B4裏表にしっかり書かれて、2枚あります。子どもたちにとって、読む量が一気に増えているという実感がかなりあると思います。
そんな中、1学期2学期でどんな風に変化しているのでしょうか?
冒頭のデータを見ていただけたらと思います。最初の中間テストから3学期の学年末に向けて、どんどん減っていきます。過去5年の中で2016年を除いて、下がり続けるグラフになっています。そして1学期中間と期末間の下がり方が一番大きくなっています。
問題が難しくなっていく、学習習慣に格差がでついてしまい、学力に大きな開きができてしまう。一度できてしまった学習習慣は簡単に変わらないで継続してしまう。その辺りに原因がありそうです。その証拠に、中2・中3になってからは280点前後を推移することが多いです。
さて、ここで大切なのは、1学期の中間テストがよかったと思っていても解きなおしをするなど、勉強の習慣がついているかをよくよくご確認ください。もし、家で勉強してなさそうであれば、「勉強の場」としての塾を見極めてください。