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大学入学時の基礎力を決定づける中学高校の経験がどのようなものか?のレポートを見ています。
キャリアカウンセリングをしていく上で、再確認するために定期的に目を通しています。
新しいものではないですが、忘れかけた時、塾生たちと「目の前のテストの点数や成績」に固執した会話が増えすぎていないか?と感じた時に確認しています。
特に今の時期、受験直前、1・2年生も学年評定が決まる時期なので、気を付けていても会話が偏りがちです。
ここでいう基礎力とは、「対人基礎力」「対課題基礎力」「対自己基礎力」の3つの基礎力を指しています。中高生の学力(成績が上か下か)というよりも、授業に対し、しっかり取り組んでいたか、学習習慣がある方が、大学入学後の自主学習行動や計画立案力に影響するそうです。大学時代の学習習慣が社会人になってからの学習習慣に引き継がれ、知識や能力の向上が所得増につながりやすいという研究結果もあるようです。
もちろん、所得や仕事上の能力はそれだけではないので、違った要素もたくさんあるでしょうが、「学習習慣」の重要性は欠かせないものひとつのようです。
結果に固執して燃えてくれるタイプがかりだと、成績成績と言えばいいでしょうが、それで面白くなくなるタイプもいるでしょうから、習慣づけられるように言葉がけを注意していかないといけませんね。
ご家庭でも、ついつい「テストの結果が上がった下がった。」「評定が悪くて学校面談が恥ずかしい。」といった会話にならないよう、ご注意ください。
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