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「なかなか決まらないんです。どこがいいですか?」
志望校を最終決定する段階で、やはりこの言葉は出てきます。
夏の面談から何度も言っています。9月も10月もお話しします。保護者にも受験生にもです。それでもこの言葉はでてきます。
仕方ないです。出てきて当たり前です。お母さん方にしてみれば、自分のことではなく、大切な子供のことだから。「高校なんてどこでもいっしょ。」というほど、簡単な進路ではないです。選択肢がいっぱいありすぎると余計に迷ってしまいます。
「学校がどう違うか?そんなに変わらないでしょ。だからどこでもいいのよ。」そんな風に片づけられないほど、各高校のカラーや個性は違います。子どもに合う、先のことを考えて決める、いろんな考え方があります。
私はいつも、「将来、子どもがどんなことがしたいかご存知ですか?どんなことをしてもらいたいと思っていますか?」と職業観を聴きます。子どもたちと話をしていると、そんな先のことまだ考えていない。という子供もいっぱいです。それでも、いろんな話をしていると、何となく方向感が見えてきます。
そうすれば、そこから逆算します。「職業(職業観)が〇〇だから、そのためには×××なことを経験しておいた方がいいかな?だったら、大学なら▲▲学部系かな?それ以外なら◆◆な選択をして社会人になるか。」そんな道筋の話をしてから、「だったら、君の最短ルートの高校はここかな?」そんな話をしていきます。
ですので、お母さん!子供が迷っているなら安心して相談してください。
もちろんお母さんが迷っている時も安心して相談してください。
しっかりと、自分で決めれるようにお話をさせてもらいます。