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先週中間テスト組の結果がが返却され、たまにいる忘れ者以外はもって来ています。
結果が気になるところです。「どやった?」という質問に対し、「400超えた。」「過去最高点」「まあまあ」「●●はよかった」「目標点クリア」など点数に執着した解答がほとんどです。
まぁ、質問が「どやった?」と抽象的に点数を聞いているのだろうと推測できる質問ですから、質問の仕方があまりよくはない。
それでも、相手の質問の意図を見抜いて答えられるかの訓練をしています。
(これが裏の目的です。)気づいて具体的な答えを出せる子は、国語の点数が高くなります。
で、答案用紙を見ながら、事前に立てた作戦用紙を再確認。
結果オーライの点数なのか、作戦がはまった(準備や行動が結果に結びついたのか)を確認です。
仮に5教科で100点だったとしても、前回漢字が3点だった子が「漢字20問で15問○にする」という目標を立て、そのための勉強を行い、15点以上取ったなら、それは賞賛に値すべき箇所です。
そこに点数アップの秘訣が隠れています。
そのやり方を他の教科(例えば英単語、社会の地名や人物名)に転用可能だからです。
逆に5教科450点だったとしても、課題の克服が努力不足が原因でできていない場合は、だめ出しです。
- 目指すべき方向性
- それに向かって行った努力の割合
- やったことが結果に結びついたかどうか
問題の解き直しは大切です。
学校や塾、または自分でやっているでしょう。
しかし、確実に成長するためには「行動の振り返り」をしっかりして「次へ活かすこと」がもっと大切です。
できた、できていないの分類と比較、理由や根拠を見つけて仮説をつくる、それが正しいかどうか検証(確認する)、もっとよくなるためにどうするか考える。これらの作業をするわけです。
これが一人アクティブラーニングの基礎。
テスト結果から何を読み解く?
「自分の行動を読み解く」が答えでした。