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保護者:「あんた、今度のテスト悪かったら塾行かないとあかんで。」
子ども:「わかってるし。がんばるし。」(そんなん、行くの嫌やという心の声)
こんな会話ないですか?
お電話いただき、面談を行うときのよくある通塾のきっかけです。
この会話、実はあまりよくないパターンです。
まず、塾が勉強を強要される悪い場所になってしまっています。
「罰を与える~。」という響きになっています。
(面談時によくある塾あるあるです。)
そして、今度のテスト悪かったら=すでに悪くなる前兆が出ている。
実は、この部分に大きな問題が隠れています。
小学校中学校の国語・数学(算数)・英語は少し前にやったことが分からなくなっていれば
今やってることは、かなり解らなくなっていると考えてほぼ間違いありません。
その期間が長くなれば、毎日の授業は苦痛そのものです。
自分で解決しようとしても、時間の割によくなりません。
やる気があっても、苦痛が続けば普通の人は嫌になります。
この期間はできるだけ短い方がいいです。
ですので、是非このように声掛けをしてみてください。
保護者:「あんた、今度のテストが少し良くなるように塾とか考えた方がええんちゃう?」
子ども:「もう少し、自分でやってみるわ。でもどうしてもあかんかったら考える。」
子ども:「ちょっと前から、授業わからんようになってんねん。塾行った方がええかな?」
自分で考えて「どうにかしないと。」と思えるようになったら、それは変化の大きなチャンスです。
そして、テストの後よりもテスト前の方が、
目標の持ち方進め方(将来においては仕事のやり方につながります)を
伝えていけるチャンスが増えます。
季節がら、塾をご検討されている保護者の方も多いでしょうから
ご参考にしていただけたらと思います。
最後までありがとうございました。